帝釈もみじまつり
10月29日、紅葉が始まるころ、帝釈峡のある東城町で「帝釈もみじまつり」が開催されました。
今回で16回目になります。
帝釈峡のもみじ
ステージでは、10時過ぎからさまざまな演芸が行われ、会場の中央は観客席になっています。それを取り囲むように、食べ物や地元産品の販売店が並びます。
その一部をご紹介します。
永江太鼓
オープニングにふさわしい、力強い迫力あるステージです。
バチを振るだけでかなりの体力を使いそうですが、上半身を上下させて腹筋も酷使しながら、叩き続けます。振動も体にバシバシ伝わっていることでしょう。
女性も男性も一糸乱れないバチさばきで、小気味良いリズムを刻みます。
30分以上の演奏が終わった後、観客からアンコールの声がかかりました。
全力を出し切った後にへとへとになりながら、アンコールに応えていました。
比婆荒神神楽
子ども神楽塾による比婆荒神神楽が披露されました。
演目は「猿田彦の舞」「大蛇退治」「恵比寿」などです。
子どもによる神楽とは思えないほどの完成度で、見応えがあります。衣装やセットも豪華です。
全国では素朴な衣装の神楽も多いですが、この地方の神楽は煌びやかさが特徴のようです。
神楽塾として子どもたちが多く参加し、このような披露の場があることは、比婆荒神神楽の伝承は安泰だなと感じます。
食の広場
山菜、ドジョウ、アマゴ、鮎、そば、地元野菜など、山の幸がふんだんに味わえるメニューが並びます。